歯を失った時の治療法の比較|関市の歯医者|中島歯科医院

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歯を失った時の治療法の比較


何らかの理由で歯を失ってしまった場合、なるべく早く治療をはじめる必要があります。そのまま放置していると歯の位置がずれたり口腔内環境が乱れたりし始めてしまいます。治療方法は、大きく3つの選択肢があり、それぞれにメリット・デメリットがあるので、今回は歯を失った時の治療法についてお話します。


■入れ歯

入れ歯は、部分入れ歯と総入れ歯の2種類があります。部分入れ歯は、歯を一部失った場合に、残った歯に留め具をかけて固定する入れ歯です。総入れ歯は、歯を全て失った場合に、歯ぐきに吸着させて固定する入れ歯です。入れ歯は、取り外しができるので、清掃性が高く、衛生的に保つことができます。また、保険適用の入れ歯もあるので、比較的安価に治療できるというメリットがあります。


しかし、入れ歯にはデメリットもあります。入れ歯は、天然の歯と違って、顎の骨に埋め込まれているわけではないので噛んだ時の食感や味覚が損なわれることがあります。また、入れ歯がずれたり外れたりすることで、食事や会話に支障が出ることもあります。さらに、顎の骨が吸収されていくと入れ歯の安定性が低下したり、顔の形が変わったりすることもあります。入れ歯は、歯を失った本数が多い場合に適した治療法ですが、天然の歯に近い感覚や見た目を求める場合には、不満が残るかもしれません。

部分入れ歯の費用は3割負担で5,000~15,000円程度であるのに対し、総入れ歯の費用は15,000~20,000円程度です。



■ブリッジ

ブリッジは、歯を失った部分の両隣の歯を削って、その間に人工の歯をつなげたものを被せる方法です。ブリッジは、入れ歯と違って固定式なので、安定感があり、違和感が少ないです。またブリッジは、入れる部分によっては保険が適用されるので、こちらも比較的安価に治療できるというメリットがあります。


しかしブリッジは固定するために、健康な歯を削る必要があります。一度削った歯は元に戻せません。また、削った歯には本来より大きな負担がかかるので、歯の寿命を縮める可能性があります。さらに、ブリッジと歯ぐきの間に食べ物のカスが溜まることで、むし歯や歯周病の原因になることもあります。ブリッジは、歯を失った本数が1本や2本の場合に適した治療法ですが、多くの歯に対応できないことや、周囲の歯に影響を与えることがデメリットと言えるでしょう。

ブリッジの費用は、保険適用内であれば欠損歯1本あたり20,000〜30,000円程度です。



■インプラント

インプラントとは、歯を失った部分にインプラント体を埋め込んで、その上に上部構造となる人工歯を被せる治療法です。インプラントは、入れ歯やブリッジと違って、顎の骨に直接インプラント体を埋入するので、天然の歯に近い構造を持っています。また、インプラントは、周りの歯に影響を与えず、噛んだ時の食感や味覚が天然の歯とほとんど同じになるので、食事の楽しみを取り戻すことができます。また、インプラントは、自然で審美性の高い見た目を実現できるので、笑顔に自信が持てるようになります。


しかしインプラントにもデメリットがあります。インプラントは、外科手術を伴うので、手術に対する不安やリスクがあることが挙げられます。またインプラントは、顎の骨が十分にあることが条件なので、骨が少ない場合は、事前に骨を増やすための治療が必要になることがあります。

インプラントは保険が適用されず、自由診療となるため、費用は医院によってさまざまです。当院での費用はこちらをご覧ください。



【歯を失ったらすぐにご相談ください】

歯を失った時の治療法には、メリットとデメリットがありますので、自分の状況や希望に合わせて、最適な方法を選ぶことが大切です。歯を失ったままにすると、お口の中の環境が悪化したり、顔の形が変わったりすることもありますので、お早めにご相談ください。


中島歯科医院
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